ネムの花の季節
<<
作成日時 : 2008/07/10 21:21
>>
トラックバック 1 / コメント 0
ネムの花咲く季節になりました。
先週行った佐賀平野の小さな川も、一昨日行った島根の江川(ごうのかわ)も、上品な桃色の花で彩られていました。
ワタシがいちばん好きな芭蕉の句は、このネムを詠んだものです。
象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花
西施というのは古代中国の伝説的美女だそうです。
ネムの花のおぼろで清楚な雰囲気が、憂いを含んだ(たぶん)西施の睫毛やうなじに重なったのではないでしょうか。
花もさることながら、ワタシはこの木の樹勢も好きです。
横に大きく枝を張る「この木なんの木」タイプで、ごろりと昼寝をするには理想的。
(なかなか都合のいいシチュエーションはないのですが)
この花が咲き出すとアユ釣りもいよいよ最盛期に突入です。
ああ、釣りにいかなくちゃとあせってきます。
そんなわけで、週末は久しぶりにアユ釣りに行く予定。
釣れない。仕掛けが繊細過ぎてめんどくさい。朝早いのがつらい。タイツが蒸れるのがイヤ。一緒に行く友人は年々上手になるのに、自分は逆に下手になっていくので滅入る。夏の川は水中メガネつけて雑魚と遊ぶのも楽しい…などいろんな理由で年々出撃回数が減っているアユ釣りですが、ネムの花を見て久しぶりに行きたくなりました。
ネムといえば、宮崎県の五ヶ瀬川上流には、ネムの木を使った吸湿性抜群の白木のメンパ(弁当箱)があります。
蜜をよく出すらしく、さまざまな虫が集まっています。
爽やかな印象とは少し違い、花はけっこうベタベタします。
|