緑提灯がすごい
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作成日時 : 2008/06/25 18:10
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現在発売中の『BE−PAL』7月号の「ゲンキな田舎!」では、このところたいへんな勢いで盛り上がっている「緑提灯運動」を取り上げています。
緑提灯とは、赤提灯に対抗(?)すべく生まれた、盛り場の新しいサインポストです。
出張の楽しみは、その地域の名産や知られざる美味を味わうことです。
ところが、そんな出張族のささやかな幸福を裏切る店が少なくありません。
全国どこへ行っても、輸入物で作った肴とナショナルブランドの酒。
一方で、日本の食料自給率は40%を切っております。
穀物自給率に至っては、たった28%です。
これでいいのか、日本の飲食状況!
こう憤怒の狼煙をあげたのが、農業技術者でもある丸山清明さんという方です。
地産地消や安心安全にこだわり、いいものを地道に提供している店を識別するマークとして、グリーンカラーの提灯を掲げる運動を、職域の呑み仲間たちと始めたのです。
酔った勢いそのままで事務局を作り、サイトを立ち上げ、ポケットマネーで緑色の提灯まで発注してしまいました。
基準を満たし、さらに趣旨に賛同すれば、店はこの提灯を掲げることができます。
同時に「緑提灯応援隊」という、良心的な店を支援する任意の組織も作りました。
詳しくは記事をご覧いただくとして、この運動、まさに燎原の火のような勢いで全国に広まっております。
2月の段階では100軒ほどだったのに、5月下旬には1000軒を突破。メディアにも毎日のように取り上げられていて、今や流行語大賞も狙えるかという勢い。
この緑の灯、北は稚内から南は波照間島まで灯ってており、大きなエリアで抜けているのは、南極の昭和基地ぐらいだそうです。
酒の席の情熱が、こんなに大きな社会運動に結びついたことは、おそらくはじめてではないでしょうか。
ワタシもきっかけを聞いた時、「そうそう、それそれ!」と熱く賛同したひとりです。
出張の際、その土地ならではの肴で一杯やる幸福は、酒呑みには何ものにも代えがたい喜び。味は各店の努力や才能としても、緑提灯は「使っている食材の素性は確か」という証しになるわけです。
取材後、発案者の丸山さんたちと都内の緑提灯の店で一杯やる機会がありました。
残念ながらワタシは仕事が残っていたのでウーロン茶だったのですが、たいへんなウワバミぞろいで、見ている間に一升瓶がごろごろ倒れていきます。
話題は熱く明るく、どれも前向きで、しょぼい愚痴なんぞはありません。酒呑みの鑑のような人たちでありました。
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