B級田園に春が来た
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作成日時 : 2008/03/30 08:54
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1年ぶりに、お気に入りの里山を歩きました。
ちょうど去年の今頃から椎間板ヘルニアがひどくなり、秋にはとうとう歩行困難に。入院・手術をしたため、しばらく里山散策どころではなくなってしまいました。
その腰も、100%とまではいきませんが回復。歩くことも苦痛ではなくなったので、春の陽気に誘われ、懐かしい里山へ行ってみました。
地面ではスミレ。高いところではコブシの花が満開。
この花もコブシと同じ頃に咲く早春の樹の花。すごく印象的なんですが、手持ちの図鑑を見てもよくわかりません(検索図鑑が欲しい)。
ご存知の方がいらっしゃったらご教示ください。
今日のお目当てはカタクリです。
読みが外れて、まだ花はついていませんでした。
東北あたりでは並の花ですが、ここ千葉のB級田園地帯では絶滅危惧種であります。
ワタシの近所だと、この里山のひとつの斜面に、それも数株しか残っていません。
カタクリは、冬、よく日のあたる湿った場所を好みます。ですから、あるところには踏んづけないと歩けないほど生えているのですが、たとえば山の手入れ(利用)をしなくなり、関東のように油断をするとすぐアズマネザサ(篠)がはびこるような地域では、消えてしまいます。
この山のクヌギやコナラは、炭か椎茸の原木を伐り出した名残で、株元が太く“山親父”化しています。
最近では、珍しくきちんと手入れされていた山だったのですが、久しぶりに行ってみたらかなり藪化が進んでいました。
地主さん、外仕事をやめたのかな? それとも…。どんな方か知らないのですが、消息が気になります。
カタクリは山野草として人気があるせいか、毎年掘り跡があります。
たいていひと株、ふた株程度で、掘った人の気遣いのようなものをそれなりに感じるのですが、元の数が少ないので絶滅が心配です。
以下、スライドショーでいきます。
自然薯を掘ったら、穴は埋めておきましょう! そして、穴はゴミ捨て場じゃない!
モグラが農道の轍で轢かれていました。
この100m先でも、さらに1頭の死骸が。
栗石が詰まった道路は突破できないので陸上を歩いたのでしょうか?
それとも、何かワケアリで地上に出てきたのか?
一日合わせても車が何台も通らない農道で、モグラが2つも轢かれているなんてちょっと考えにくい。カエルならわかるけど。早春のミステリーです。
もうひとつのミステリーが農道脇に。
なんのおまじないでしょうか、あるいは儀式でしょうか。
束ねた藁(わら)を木の枝で立てかけてあります。
土俗的な雰囲気をプンプン感じます。
で、藁の中には、まるで藁づと納豆のように何か入っています。
乾いたご飯でした。
散歩の相棒・ナナ嬢(元捨て犬・血統書なし)が、しきりに匂いを嗅ぐのでよく見ると、茶色いものも見えます。
なんと、ドッグフード。
謎が解けました。犬のお墓ですね、これは。
昔は家畜が死ぬとこんなふうに弔っていたのでしょう。
そういえば、昔、犬の餌といえば残りご飯に味噌汁をかけたものでした。
ご飯を添えるのはそんな時代の名残かもしれません。で、現代なのでドッグフードも加わった。そんなふうに推理してみました。
ホトケドジョウとイモリのポイントには、食べごろのクレソンがびっしり。
セリも生えているのですが、年々勢力が劣勢になっているようです。
外来種はこんなのどかな場所でも猛威をふるっております。
まだ時期が早いのか、イモリの姿は見えず。
ホトケドジョウは、網を持たなかったので確認できず。
クレソンを摘んで帰ってサラダに。美味でありました。
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