高校で小さな授業
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作成日時 : 2008/03/21 09:34
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『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち』(拙著)にも収録された、高校生たちがプロデュースした「おからアイス」。
このときの取材が縁で、徳島県立小松島西高等学校で小さな授業をしてきました。
おからアイスの商品化は、商業科有志が起業学習の一環で設立した模擬会社「雪花菜工房」(おからこうぼう)が軌道に乗せたもの。
ヘルシーなおからと、ヤマモモやサツマイモの鳴門金時など地場農産物をふんだんに使った松西のおからアイスといえば、今や徳島では知らない人がいないほどの有名ブランド。
去年は1万8000個を売り上げたそうです。
商業関係の高校には「商高の甲子園」とでも呼ぶべき発表会があり、松西は例年四国ブロックの代表として全国大会にのぞんでいます。
ところが、全国の壁は厚く、毎年大きな試みに挑戦していかないとなかなか勝つことができない。そこで今年は、校外からさまざまな講師を呼び、企画の発想やプロモーションのヒントを幅広く学ぶことにしたのだそうです。
ワタシが解説したのは、メディアの分類、印刷物(雑誌)ができるまでの流れ、情報の集め方、企画の立て方、文章の書き方、見出しの付け方。
えっ? いつも絞られている側なのに、人に教えるなんて10年早い? すみません(そのとおりなので返す言葉もない)。
どれだけ役立ったかはわかりませんが、いちばん教室が活気づいたのは、見出しを伏せた新聞記事配り、それに各自が見出しをつけてみるという実習。
私自身も教えられるところ多でありました。
高校生でも、ちゃんと新聞社の整理部並みの見出しをつけることができます。
実際の紙面とほとんど変わらない見出しを付けてのけた子。
表現はやや拙いけれど、まったく違う切り口で面白い方向性の見出しを考えた子。
もちろん生徒が優秀なこともありますが、記事の中に、見出しにしやすい要点がきちんと入っていれば、キャッチコピーというのはすぐ出てくるのですね。
よい文章とは、人の目を引く言葉や情報がしっかりと盛り込まれた、つまり見出しの立てやすい原稿だということを、生徒たちと共に再認識したのでありました。
この日の授業が、今後の企画や商品計画、発表報告などに少しでも生きることを心より願っております。
★追記 卒業して大学へ進んだOB・OGが、このほどNPO法人の「雪花菜工房」を設立し、学校の「雪花菜工房」と連動していくことになったそうです。
学んだ成果をより発展させる社会活動に取り組むそうで、この日の授業にも、熱心なメンバーが出席してくれました。
ワタシたちの若い頃より、今の若い子たちのほうがしっかりしているかもね…。
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