自然派SOHOライターの日常 「B級田園生活日記」

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冬至なのに夏日。ハブまで出た奄美

<<   作成日時 : 2007/12/30 14:09   >>

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年内最後の仕事は、奄美大島と東北の三陸。気温差30度Cの列島南北を強行スケジュールで旅してきました。

冬至の23日は大潮。奄美では夜に潮が大きく引くこの時期、たくさんの人が海へ出て魚介類を拾います。この「イザリ」の習慣を取材。翌日は地元ハンターの猪猟に同行です。
奄美ではハンターのことを、「狩り者」(かりしゃ)と呼びます。歌をうたう人は「歌者」(うたしゃ)。奄美では、こんな呼称のひとつひとつに時間の流れ方を感じます。

ちなみに、これはインターネット雑誌『SOOK』で連載している「南島的縄文ライフ」の取材。今回の記事の掲載はまだ先になりますが、SOOKではこの年末年始、無料試読キャンペーンを行なっているそうなので、興味のある方はアクセスしてみてください。
http://www.magsook.jp/campaign/

南島的縄文ライフは、この中の『ダーウィンのひ孫』という雑誌にあります。
ネット配信の記事というとなんとなく「薄い」「軽い」イメージがありますが、どのライターさんの企画も紙媒体をしのぐほどの力強さ、重みがあり、物書きとしてよい刺激を受けています。

で、話は奄美に戻ります。
23日の奄美地方は、冬至にしては異常な暑さだったらしく、日中の温度が25度Cを超える夏日を記録しました。
イザリの取材を終えた深夜は小雨模様。車を走らせていると、目の前をなにやら細長い物体がよこぎります。

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運転していたカメラマンの浜田太さんが、
「ハブですよ、ハブ。こんな時期でも出るんだあ」
と驚いています。

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車を降り、近くに落ちていた竹を拾って小突くと、体を曲げたおなじみの攻撃態勢に。
全長1mほどでしょうか。
捕まえて生かしたまま保健所かハブ屋さんに持っていけば、何千円かになります。
実際、夏の間は、深夜、車で山道を流すアルバイト的なハブ獲りも多いらしいのですが、命とひきかえの割には合わない労働なので、そのままお見送り。

昼間はキノボリトカゲが這い回っていました。
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奄美から戻った翌日は盛岡経由で三陸の海をさすらいます。
朝の気温は氷点下5度C前後。海風にさらされた手の体感温度は当然ながらもっと低く、ポケットからなかなか出せません。取材メモもつい粗雑になります。
しかし、アラスカから北極圏までアブラビレのある魚を釣り歩いてきたカメラの和田さんの粘りは違います。冷え切ったカメラを素手でずっと構えていても、なんら動じません。
いささか南方ボケしているこちらは、鼻水まで垂れてきました。

そのかわり、夜、旅館で食べたドンコ汁と熱燗のおいしかったこと。

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