自然派SOHOライターの日常 「B級田園生活日記」

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直売所マニアックスーーL有機栽培の三浦大根

<<   作成日時 : 2007/12/20 16:31   >>

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根菜や葉物がおいしい季節になりました。直売所がいちばん面白い時期です。

千葉県成田市(旧大栄地区)の国道51号近くにある直売所「かざぐるま」をふらりと訪ねました。
ここはワタシのお気に入りの直売所のひとつ。高柳さんという、有機無農薬栽培を長年実践しておられる農家が中心となって作ったショップです。
規模は小さく、品揃えも豊富とはいえないのですが、同じ理念を持つ生産者の農産物ばかりが置かれています。安心安全な生産履歴もさることながら、味のしっかりしたものが多いのがうれしい。

たとえば三浦大根。ワタシは高柳さんの三浦大根を食べてから大根観、いや、野菜観が変わったといっても過言ではありません。
いま日本中が青首大根に席巻されています。これも味のバランスの取れたおいしい大根のひとつではありますが、全国どこででも見られるのは、病気に強くて作りやすく、大きさも手ごろで流通に乗せやすいからです。

でも、こと煮物料理なら、青首よりは三浦ですよ、三浦!

が、しかーし!(はっちい隊長調でいってみました http://bepal-noaruki.b.bv-bb.net/

三浦大根ならみんな煮ると最高かというと、そうでもないみたい。
今までいくつかの直売所で三浦系の大根を買って食べてみましたが、やっぱり高柳さんちの三浦大根がいちばんうまいと感じます。
そんなわけで、直売所を立ち上げる前から、毎年、今頃になると「三浦大根まだですか?」と押しかけています。唯一の難は、時期が案外短く、すぐ売り切れてしまうことかな。
画像

(ふくよかな女性のおみ足のように立派な三浦大根。あっ、たとえが逆でしたか)

最近「土に生命力があると、野菜はここまでおいしくなるのか」ということを、いろいろなところで実感しています。1月10日発売予定の『BE-PAL』連載「ゲンキな田舎」では、野菜スイーツが大ブレイクしている東京・中目黒の『パティスリー ポタジエ』を取材しているのですが、ここに野菜を提供している栃木の有機栽培農家『ベジファームナカヤ』のニンジンも甘くて味が濃かった。
ポタジエのオーナーパティシエ・柿沢さんも「おいしいという評価をいただいているのは、技術よりもむしろ素材の力」とはっきりおっしゃいます。

味のない野菜の役目は、繊維質やビタミン補給だけ。おいしい野菜は、それに食べる喜び、料理する楽しみを加えてくれます。
子供が野菜嫌いになるのは、本当にうまい野菜が少なすぎるからじゃないのかな、などと考えています。そう考えると、ちょっとぐらい高くても有機の野菜は値打ちがあります。

話は再び高柳さんの三浦大根であります。
とにかく煮ると抜群においしい。やわらかくて、甘くて、上品で、だしとの調和もいい。大根にありがちな苦味や筋っぽさをまったく感じません。風呂吹き大根や薄味の煮物にして味わっています。
これだけで熱燗がいけてしまうほどで、気分は池波正太郎です。

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