自然派SOHOライターの日常 「B級田園生活日記」

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締め切り地獄・水族館・そして味噌桶・風呂敷のこと

<<   作成日時 : 2007/12/13 18:12   >>

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出版業界恒例、年末の締め切り地獄に突入しております。
どの媒体も通常より1週間ぐらい進行が早いうえに、校正の戻し期間も短い。加えて正月明けの企画も進めておかないといけないので、バタバタ状態です。

そんなさなか、東京大学海洋研究所の『環境問題と水族館 その現状、課題、そして将来展望』に、水族館の方々に混じってパネラーとして参加しました。
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雑魚党という外野席の立場から、水族館に対し思うところを言ってほしいという注文です。
雑魚党は水族館好きぞろいで、とくに奥山英治漁労長などは、マニアといってもいいほど。
来館者に近い立場から意見や考えを取りまとめ、ざっと次のような話をしました。

●水族館は自分の施設を学習・研究の場と思っているようだが、多くの普通の人にとっては、数あるアミューズメントのひとつにすぎないのではないか。つまり勉強しに来ているのではなく、遊びに来ているのだと思う。

●今の水族館には昔になかった逆風が吹いていて、最たるものが各種テーマパークや学習塾、多チャンネル化したテレビ、インターネットなどによる「可処分時間の奪い合い」。少子高齢化もマーケットを縮小させている。最後の大マーケット層である団塊ジュニアも、もう40歳。親子に照準を合わせた今までのやり方は、今後通用しなくなるかも。

●経済基盤が安定しなければやりたい研究もできないはずだが、経営基盤を強化する努力、すなわち、産業としてのプロ意識は、他の自然型サービス産業と比べてどうだろうか? 自然学校などはかなりレベルの高いところがある。

●今は迫力ある自然映像が普通に見られる。液晶画面越しの電波情報に、ガラス越しのリアル情報が往々にして負けている。

●ガラス越しの展示はいわばテレビやインターネットと同じ2次元情報。これからは体験色が強い3次元型の展示に成長の目があるのではないかと、雑魚党は考える。生き物を見せるだけとさわらせるのでは、子供たちの反応がぜんぜん違う。

●成功している自然型サービス産業には、難しいことも面白く伝えられる芸人がおり、展示も遊び心や工夫に富んでいる。雑魚党ほどバカにならなくていいので、もっと頭をやわらかくして自分たちの仕事を楽しんでほしい。

●交通不便な地方にあるとか、施設が老朽化しているといった「インフラ価値」は変えることは難しいが、見てみたい、やってみたいと思わせる「体験価値」と、それに伴う話題性、注目度といった「情報価値」は、アイデアと努力で向上できるのではないか。

こういう内容はシンポでは掟破りらしく、かなり辛口意見と受け止められたようです。
もともと口が悪いものですみません(出版・放送コードに引っかかりまくりの雑魚党の日常会話に比べたら、キュウリかじった程度の苦さなんですが…)。

すっかり場の空気を壊しちまったかなあ、と思ったのですが、帰り際、多くの方から刺激的で面白い話だった、運営の参考にさせていただくと、わざわざお声をかけていただきました。

その足で宮城へ。4年連載したJA系PR誌の最後の仕事で、桶職人さんの取材です。
のんびりお酒でも飲みながらの移動…だといいのですが、新幹線の中ではゲラのチェックと原稿書きに追われまくり。悲し〜。

桶職人さんの技はすごかった。そして面白かった。たとえば、この人は竹の箍(たが)を温泉でやわらかくするのです。近くの鬼首(おにこうべ)温泉まで浸しに行くんだというので案内してもらったら、現場で温泉卵を作ってくれました。
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川自体が温泉で、あちこちから湯気が出ています。源泉は100度近くあります。
「このちょろっとした流れでもよ、東京にあったらどんだけの金になっかな」
と、職人さん。
確かに!

ところで、我が家は手作り味噌派。カミさんがタッパーウエアに仕込み、ご近所の人に請われて教えたこともます。
以前は、ときどき信州から味噌屋さんが味噌を売りに来たのですが「自分ちで作っています」といったらとうとう来なくなってしまいました。何軒かに「うちは作っている」といわれ「なんちゅう団地だ!」と思ったのかもしれません。

で、話は桶のことであります。
「木の桶で仕込んだ味噌は味が違うぞー。俺んちは紺屋のナントカでプラスチックの桶だけどな(笑)、客の味噌屋が言うんだからまちがいない」と職人さんがいうので、小さな味噌桶をひとつ買いました。

ところが、小さいといっても1斗入りで、いつも持ち歩くエコバック(って言い方はしたくないんですが、わかりやすいので…要するに薄いトート)に入りません。

かといって宅急便で送るのも癪。空気を送るようなものですから。

思案していたら、奥さんが風呂敷を出してくれたのでした。
山菜やキノコ、山葵を使った手作り料理までパックに詰めてくれ、桶の中へ一緒に。

これが使いやすいのなんの。まだまだ余裕があったので、帰りに寄った農産物直売所でたっぷり買い物をして帰りました。

風呂敷ってすごい。これからはエコバッグより風呂敷です。
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出張鞄の中に、ぜひ風呂敷を1枚!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
水族館か〜最近行っていないですね。
魚の餌やりやったら、後は暇な職場ってイメージ。
でも生き物相手だから、大変なのかな?
社会にどれだけ貢献してるか良く分からないので
もっとアピールすればいいのに。
イルカやシャチに芸を教えるのも仕事なの?

風呂敷は便利だと思うよ。
その使い方の知恵は広めたいです。
怪我や骨折など、いざという時には、三角巾も便利なんだけどな〜

こやま
2007/12/17 06:35
水族館、館によってレベルはまちまちなのですが、リニューアルや新設のところは、展示方法や見せ方がかなり進化して、大人も楽しめるところが増えています。今週あたりは、水槽の中をサンタさんが泳いでいる水族館も多いと思います。

風呂敷、ほんと便利ですわ。見直しました。
かくま
2007/12/17 11:37

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