直売所マニアックスH――仏事専用の極小黒豆
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作成日時 : 2007/10/02 10:36
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岡山県高梁市の吹屋にある、「中野ふるさと直売所」で見つけたレアものお豆さんです。この直売所は、映画『八つ墓村』の歴代ロケ地としても知られる元鉱山長者の大豪邸・広兼邸の駐車場にあります。
このお豆さん、粒長わずか6mmほどの黒大豆です。
名前はとくにないらしく、ただ「黒豆」と記されていました。写真右がその豆で、左側が比較のために置いた黒大豆(雁食い豆とも呼ばれる扁平種)です。同じ黒大豆の仲間なのに、大きさにこれほど差があります。
実が大きかろうが小さかろうが、1本の大豆が成長するのに必要な畑の面積はそうそう大きく変わるものではないでしょう。
それなら収量の上がる粒の大きな品種を植えたほうが栽培効率はよいはず。なにゆえ、このように小さな粒の黒豆を育てるのでしょうか。
「この豆はね、法事や会葬のときに小豆代わりにご飯へ入れて炊くものなんですよ。ここらでは、めでたい席では赤い小豆の赤飯、仏事にはこの黒大豆の赤飯を出します。塩や酢を少し入れると、紫色のきれいなご飯になりますよ。小豆がわりなので、大きな豆では困るんです」(店番のお母さん)
なんと“仏事専用の豆”とのことでありました。
仏事の予定はしばらくないので、砂糖と醤油で煮豆にしてみました。箸でつまむのに苦労するほど小さな粒ですが、味や食感、風味は黒大豆そのものでした。
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