自然派SOHOライターの日常 「B級田園生活日記」

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腰痛はハブのたたり(!?)

<<   作成日時 : 2007/08/25 04:45   >>

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腰痛が好転せず、ちょっと焦っています。
とくにここ数日調子が悪く、レギュラー以外の“外歩き系取材”はお断りせざるを得ない状況に。お声をかけていただいた編集者の皆さん、ごめんなさい。

原因はいろいろ考えられ、小さな前兆もあったのですが、引き金になったのは4月に敢行したハブ捕りの取材です。
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運動不足に太りすぎ。そんな体で、昔、渓流釣りにかなり凝っていたという自信だけをひっさげ、奄美大島のハブ捕り名人に密着して、夜の沢を7時間も歩いたのでした。

滑りやすい石を昇り降りし、腰まである淵を横切り、ときに大きな滝を高巻きするのですが、ガスランプとヘッドライトの灯かりだけが頼り。
取材というより行軍であります。

追い討ちをかけるように
「ここでハブに打たれたら、無事に生きては帰れんよ」
と名人が脅かします。

奄美ではハブに咬まれることを打たれるといいます。牙を打ちこまれると、猛毒が血管や肉を破壊、患部は紫色に膨れ上がるそうです。七転八倒の苦しみで、百枚の剃刀で切り刻まれるような痛さだという人もいます。

今まで刺されたり咬まれたことのある有毒生物といえば、アシナガバチにムカデ、魚のアイゴにハオコゼぐらいですが、ハブは痛いではすみません。命に関わります。

「ここで打たれたら無事帰れない」というのは冗談ではなく事実です。血清のあるところまでいかに早くたどりつくかが、ハブ咬症の被害レベルを決するのです。

さらに、地元カメラマンのHさんが一言。
「自然系の記者が取材でハブに打たれた、なんてことになったら、奄美大島のエコツアーにも悪影響が出るから、心してね」

お目当てのハブは、この日、出ませんでした。
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そのかわり、ヒメハブという、別種のハブがうじゃうじゃいました。
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ハブの仲間ですが、ハブほど俊敏ではありません。プロポーションや模様、動きはどちらかというとマムシに似ています。名人はマムシと呼んでいました(毒蛇ですから、咬まれればただではすみません)

この夜、名人が捕獲したヒメハブは11尾。エリアによっては、そこにもいた、ここにもいるぞという状態。石をまたごうとした瞬間、水の中で涼んでいるやつを踏みそうになって冷や汗をかくシーンもありました。
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緊張と刺激に満ちたひとときで、深夜、宿に帰ると足は棒、腰はガタガタ。
で、いまだに尾を引いているというわけです。

この体を張ったルポは、インターネット雑誌SOOKの7誌のうち『ダーウインのひ孫』の中の「南島的縄文ライフ」でご覧いただけます。http://www.magsook.jp/

※ 写真:ガラスケースに入っているのがハブ。仕切りの隣にいるのはマングース(奄美観光ハブセンターにて)。名人が持っているものと。水中にいるのがヒメハブです。

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