岩手でカタクリを愛で、フキノトウを満喫
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作成日時 : 2007/05/14 21:05
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BE-PAL7月号「ゲンキな田舎!」の取材のため、ワインとミルク、そして自然エネルギーの町として注目されている岩手県葛巻町へ。
関東地方は青葉の季節ですが、岩手県北部はようやく山桜の時期を迎えたばかりでした。新幹線の車窓から見た盛岡駅の枝垂桜は、葉が大きく茂っていましたから、同じ県内でも気温がずいぶん違うようです。
水田はほとんどなく、牧草の斜面ばかりが目に付きます。農家の建物にも、小振りながらどこか洋風建築の遺伝子が。
渓流沿いの道では、道路沿い数kmにわたってカタクリやイチリンソウの花が満開でした。勢いあまって(?)牧草地の中にまで群落を作っているカタクリもあります。
これがもし関東だったら大騒ぎ間違いなし。観光客やカメラマンが大挙押し寄せ、屋台のたこ焼き屋が出没し、そのうちみやげ物屋や駐車場もできることでしょう。
カタクリといえば、私が住む北総の里山にも秘密の小さなスポットがあるのですが、盗掘で年々減り、悲しいことに絶滅寸前です。
葛巻町役場のYさんに「カタクリの花、すばらしいですね」というと、不思議な顔をされてしまいました。このレベルの自然美は、当たり前すぎて感動の対象ではないようなのです。
こういう感覚の差が、電池のプラスとマイナスのように噛み合ってぐるぐる回り出すと、都会と田舎の関係は面白くなるのですが、現状では自然放電して終わりがち。もったいなあといつも思っています。
風力発電施設の撮影のために行った尾根筋で、残雪の合間に淡い黄色の芽を発見。フキノトウです。
春遅くまで雪が残る場所では、フキノトウはなかなか咲くことができません。体はスタンバイしているのですが、日光がなかなか当たらないので黄ニラやホワイトアスパラガスのように軟白化してしまっているのです。
奥利根の雪渓などでは7月の下旬ごろまで見かける光景ですが、この黄色いフキノトウ、じつは苦味がなく、柔らかでとても美味。
摘んで帰って、蕾状のものはそのままてんぷらに。開いたものは刻んでベーコンとかき揚げにしましたが、うまいのなんの! またもやビール腹を拡張してしまいました。
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